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カスタマソリューション事業部のミッションはNEC製携帯電話の保守メンテナンスです。その中で私たちテクニカルサービス部が果たす役割は、実際の修理リニューアル業務を行う全国7カ所のサービスセンター(以下、SC)への技術支援です。具体的には、SCにおける修理手順をまとめた作業マニュアルの作成や、故障箇所を診断・解析するための測定器のソフト開発やSCへの導入支援などが、主な業務になります。当社では携帯電話のグローバルスタンダードな規格以上に精度の高い検査基準を設けていますので、測定器メーカーへ測定器のカスタマイズを提案することも重要な役割です。
特に新機種が発売される直前・直後がテクニカルサービス部の腕の見せどころです。携帯電話は機種ごとに仕様や規格が異なります。発売1カ月前から製造元のNEC埼玉CS推進部と協力して作業マニュアルを作成。修理ラインを構築したり、新しい検査器をSCに導入したりと多忙な日々が続きます。実際に修理が始まってからも、修理現場の声に耳を傾けながら、作業マニュアルの改訂や修理ラインの見直しを行います。携帯電話の修理はドコモショップがお客様からお預かりしますが、ドコモショップからSCに回されて、修理後、ドコモショップに再出荷するまでのリードタイムは2日間。どれだけ正確かつ迅速に修理を行うかが、カスタマソリューション事業部に課せられた使命です。携帯電話を修理に出して不便をかこっているエンドユーザーの姿を思い浮かべながら、日々、修理ラインの改善に取り組んでいます。
- カスタマソリューション事業部の仕組み


新製品がめまぐるしく登場する携帯電話は、進化のスピードがとても早い製品です。それだけに、新しい技術を勉強・吸収しキャッチアップしていくことが求められる仕事です。そこが難しさであり、エンジニアとしての面白さでもあります。製造元のNEC埼玉CS推進部にこまめに足を運んで最先端の技術に触れることが一番の勉強になります。また、SCからの技術的な相談や問い合わせに対して、一緒に頭を悩ましながら、問題解決に取り組んでくことが技術力の向上につながっていると思います。
常に勉強の毎日ですが、学生時代から粘り強く勉強に打ち込むタイプだったので、トラブルが起こったときに解決法を一日中考えたり、新しい技術の習得に取り組んだりすることも苦になりません。そんな資質を持っている人なら、楽しんで仕事を学んでいける職場だと思います。
携帯電話の保守メンテナンスの仕事は、恐らく皆さんが考えている以上に面白く、やりがいのある仕事です。保守メンテナンス業務は当社の事業の最大の柱です。まだ世の中に出ていない新技術にいち早く触れることができますし、自分が考えた作業マニュアルに則って全国のSCの修理ラインが動いているわけですから、これほど醍醐味のある仕事はありません。自分の肩にそれだけの責任がかかっていると思えば、やりがいもひとしおです。
通信系の勉強をしてきた人はもちろん、ソフトウェア・情報系の知識を持っている人もテクニカルサービス部では求めています。測定器のカスタマイズを依頼する際には、やはりソフトウェアの知識が強みになるからです。また、他人の話に真摯に耳を傾けられる人が向いていると思います。現場があってこその事業ですから、現場の修理作業員の疑問や悩みに応えることが、私たちに求められている役割だからです。
入社当時は、携帯電話に組み込むソフトウェアの開発に従事していました。ドコモのFOMA N2001やハチソンのe606などの1号機の開発に携われたことはエンジニアとして貴重な経験でした。その後、カスタマソリューション事業部に異動になった時は、目の前をモノが流れている光景が印象的でした。モノづくりの現場に身を置いているという充実感を感じたことを覚えています。

