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NECモバイリングは、「販売」、「保守サービス」、「基地局のシステムエンジニアリング」を主力事業としており、新たな市場の拡大に積極的に取り組んでいきます。
まず販売事業においては、これまでの端末販売のみならず、FMCビジネスの到来に際し、家庭向け光通信サービスや、法人向けソリューションの提案など、当社の持つ携帯事業に関する総合力を発揮し、FMCに関するさまざまなサービスを提供していきます。それにともない、店頭で扱う商品が多様化し、端末の高機能化も進むため、販売担当者には技術的な知識やコンサルティングに関するノウハウなど、幅広い専門的な知識を身につけてもらう必要があると考えます。そのために必要な教育研修をはじめとする人材育成には、今以上に注力する方針です。
保守サービス事業においては、携帯端末の販売方式変更にともない、買い替えサイクルが長期化し、修理需要が高まっています。今後、そのための体制整備が非常に重要となります。当社の収益の柱として更なる効率化をはかり、ますます強固な事業へと発展していきます。それとともに、ソリューション事業の拡大、新規事業の立ち上げ等の発展を図っていきます。
基地局のシステムエンジニアリング事業に関しては、現在、キャリアによる顧客満足度重視の戦略から、通話品質の維持・拡大がますます重要になってきます。また、第3.9世代、第4世代へと通信技術の進化にともなう基地局のシステムエンジニアリングの需要は、この事業の発展性を意味します。さらに、今後は基地局のシステムエンジニアリングにとどまらず、ネットワークに関する技術、ノウハウを核にした新しいソリューション事業への展開も進めています。

今後は、事業部間の連携や融合による、新しいビジネスモデルの創出により、来るべきFMC時代に立ち向かっていきます。その一つとして結実したのが「V1-Generate」です。
携帯電話の専用コンテンツは、通信の高速化、大容量化などによってユーザーにとってはもはや無くてはならない存在です。携帯コンテンツ市場にはビジネスチャンスが限りなく広がっており、各社が次々と参入しています。しかし、その中で利益を得ている企業はごく一部でしかありません。
かつて、アメリカのゴールドラッシュで一番利益を得た人は、金を発掘した人ではなく、発掘するための「ツルハシとハシゴを売った人」だといわれます。金を発掘し巨額の利益を得る確率は、まさにギャンブルと言えるものです。それよりも、金の採掘に必要なインフラを手がけることで、安定した収益を得ることができるのです。その方法論で申し上げれば、「V1-Generate」※5はコンテンツを利用してもらうために必要なインフラを提供することで収益を確保するという、新しいビジネスモデルを作り出しました。
当社は、ショップ事業を通じて消費者ニーズをダイレクトにくみ取る接点を持っていることと、創立以来、伝統的に受け継がれてきた無線技術、並びに保守サービスに関わる高い信頼性と技術ノウハウを併せ持つことが他社にない強みです。今後も、販売の最前線で得られるお客様の声を事業に還元し、時代のニーズにマッチしたソリューションを提供し続けていきます。
- ※5:V1-Generate
- 携帯電話のコンテンツプロバイダーが提供するサービスと、それを必要とするユーザーのマッチングを行い、携帯電話をより便利で快適にご利用いただくためのサービスとして開発された、当社独自のBtoBtoCのビジネスモデル。
