MVPro さまざまな業種の課題解決をする携帯ソリューション 問い合わせフォーム
お問合せ先 フリーダイヤル 0120-733-537
418サービス コラム
歯科医院ソリューション > 418サービス コラム

歯科医院経営活性化手法 第1号

テーマ:求人を成功させる方法


私、根本和馬(ねもとかずま)は歯科医院専門の経営コンサルタントをしています。北は北海道から南は福岡まで、現在は1ヶ月に約15件の歯科医院に定期的にお伺いし「活気のある歯科医院作り、業績の上がる歯科医院作り」を目的に、日々コンサルティングを行っております。
これまで100件以上の歯科医院、300人以上のスタッフと関わってきた経験を活かして、今月から「あなたの歯科医院が、もっと活性化するには?」をメインテーマに連載させて頂きます。より多くの歯科医院、院長に気付きと学びをご提供出来るように頑張りますので、よろしくお願い致します。

最近多くの歯科医院で「人材不足」が嘆かれています。求人雑誌を見ると、歯科スタッフの求人欄が所狭しと掲載されています。ただでさえ人材の獲得そのものが困難である現状において更に“質の高いスタッフを採用したい!”という事になると、それはかなり至難の業になってくるのは容易に想像出来ると思います。そこで今回は私のコンサルティング事例に照らし合わせながら「求人を成功させる方法」についてお伝えしたいと思います。これから述べる事柄を実践する事によって、私のクライアントは東京都にありながら、栃木県からの採用が決まったり、岡山県の歯科衛生士が面接に来る、という事もありました。

1.どんな求人媒体が効果的なのか?


何と言っても最近一番効果的なのがホームページです。必ずホームページ上に「求人情報」などの求人ページを作成して下さい。
ホームページの最大の利点はスペースに制限がない為、待遇面以外の情報も記載出来るという事です。例えば“このようなスタッフに来てほしい!”“うちで働く事によって、このような事が学べます”“うちの医院はこのような理念で診療しています”という事も記載出来ます。待遇面以外の情報を細かく記載する事が大事です。
私のクライアントでは「以前にサービス業でアルバイトをしていた事がある方」や「うちの歯科医院では具体的に○○○の診療業務に携わってもらい、結果的に■■■のようなスキルが身に付きます」などのように、更に具体的に表現しています(ちなみに私のクライアントの例では“当院は予防に積極的に取組んでいます”“当院は患者様担当制です”“当院は歯科衛生士業務に専念出来ます”という文言を織り込むと、歯科衛生士からの反応が良いです)。このように表現する事によって、もしも以前にサービス業の経験がある人が見たら、「自分の以前のスキルがこの歯科医院でも活かせるかも知れない」と思ってもらえる可能性が高まりますし、実際に私のクライアントで、かつて飲食業界で働いていて、そこで厳しく教育を受けてきた経験を持つ人が、現在歯科医院で受付兼アシスタントとして活躍して下さっていますが、多くの患者様から「○○さんは笑顔が良いね」「○○さんに会いたいから、私はこの歯科医院に来ているんだよ」という風におっしゃって頂いているようです。

求人ページを見て「応募しようかな」と思っている人は、その時点で“その場所で働いている自分”というのを想像していると言って良いでしょう。その想像を更に具体的にしてあげる為に、既にその歯科医院で働いているスタッフに“うちの医院で働く事によって、こんな風に成長が出来ました”という「当院で働いてみての感想文」などを書いてもらい、ホームページ上にアップすると、より質の高い募集ページになると思います。ここで大事なのは感想文を書いたスタッフの「顔写真」「職種」「現在の職場での経験年数」を記載する、という事です。こうする事によって求人ページを見た人は「この歯科医院には、こんなスタッフが働いていて、この位の期間働けば、これだけの実力がつくのだな」という具合に、求人ページを見た人の「自分がその歯科医院で働いている姿」という想像が、更に具体的になるのです。

そのような具体的な想像を持ちながら応募してくるスタッフと、「私の家からこの歯科医院までは●分かかるから、▲時までは寝ていられるな」とか「この歯科医院で働けば、毎月○○万円の給料が貰える」という金銭面・条件面的なものでしか捉えずに応募してくるスタッフと、どちらが質が高いか改めて申し上げる必要はありませんね。

もうひとつ付け加えると、求人ページには「医院全体で開催した飲み会」や「院内旅行」などの写真も掲載し、「うちの歯科医院では仕事以外にも、このような楽しい取組みを行っているのですよ」という事をアピールする事も大事です。このような記載を見る事で、応募者は「この歯科医院は仕事以外の面でも楽しさがある職場なのだろうな」という風に感じてくれます。仕事の厳しさを伝える事も大事ですが、「やりがい」「楽しさ」を伝える事も同じ位大事です。

2.ホームページ以外の媒体で募集する際の注意点


ホームページ以外の求人媒体としては

  • 歯科衛生士学校や歯科助手学校などの教育機関
  • ハローワーク(職業安定所)
  • 求人雑誌
  • インターネットの求人登録サイト
  • 新聞折込
  • 出入りしている業者に声をかける
  • スタディグループなどを結成し、そこからの繋がりで採用に至る

などの媒体が、実際に私のクライアントで、人材獲得出来たケースですが、そのいずれもに共通にして言える事は、応募者から連絡があった際はホームページを既に見ているかを確認し、まだ見ていない状態であれば必ず見てもらった上で見学や面接を行う、という事です。ですからどんな媒体に求人広告を出す際も「予めホームページをご覧の上、ご連絡して下さい」という文言を付け加えると、話の進みはスムーズになると思われます。

更にレベルの高い歯科医院はホームページの中の一ページとしての位置付けである求人ページではなく、求人サイトとして立ち上げている医院もありますが、いきなりそのレベルを目指すのは非常にハードルが高いので、まずはしっかりとした求人ページを作成し、質の高いスタッフを採用出来るような仕組みが出来上がった上の新たなステージとして、「求人サイト作成」という目標を設定するのが妥当ではないかと思われます。
現在ビジネスの世界ではホームページを持っている事が常識になりつつあります。最近特にコマーシャルや求人広告では、検索スペースに検索キーワードを記載しているイラストが織り込まれている事からも、ホームページが更に重要視されていく事が想像出来ます。
歯科医院でもホームページを持っている事が珍しくなくなってきました。しかし充実している求人ページを持っている歯科医院は、まだ数える位しかありません。この機会を逃さずスピード重視で実行するという事が、人材を採用する事、更に質の高いスタッフを採用する上で非常に大事になってきます。


▲上にもどる