ごあいさつ
株主・投資家の皆さまにおかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。このたび、松尾義武の後を引き継ぎ、代表取締役社長に就任いたしました、中川勝博でございます。
微力ではございますが、事業のさらなる発展に向け全力を尽くしてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
移動通信市場では、新規通信事業者の参入や総務省のモバイルビジネス活性化プランの発表に伴い平成19年11月に導入された、携帯電話の端末価格と通信料金の分離プランによる需要喚起、移動通信事業者各社による料金割引プランの強化・充実により、平成20年3月末の国内の携帯電話全体の累計加入者数は1億272万件(前年度末比6.2%増)と1億件を超え、純増数についても601万件と前年度比21.9%の増加となりました。また、当社の販売事業の主力であるNTTドコモの第三世代移動通信サービス対応のFOMA(Freedom of Mobile Multimedia Access)端末の契約数は4,395万件となり、NTTドコモ契約者の82%にまで達しました。モバイルビジネス活性化プランに代表される競争促進政策の推進、事業者のユーザー囲い込みに向けた競争激化、販売チャネルの再編加速など、移動通信市場は大きく変化しようとしていますが、販売代理店にとって競争は厳しさが続くものの、これらの市場の変化により、多くの新しい市場や事業機会が生まれてくるものと考えています。
当社は、機種取替需要を中心に今後も堅調な推移が予想される携帯電話販売や端末保守事業で着実な事業運営を図るとともに、FMC(Fixed Mobile Convergence:固定網と移動網の融合)サービス関連の市場開拓を行ってまいります。そのために顧客にとっての最適なモバイル環境の活用を提案するコンサルティング能力の強化、FMCサービス開始に伴う新しい事業機会の発掘や事業化を遂行する能力、またこれらの新規事業を推進し、支援する能力が最重要課題となっております。この課題に向け、販売、保守、エンジニアリングサービスのリソースを有効活用し、人材の育成に注力してまいります。また、当社の発展をより確実なものとするため、継続的に業務プロセス改善活動を推進するなど、経営改善活動を強化してまいります。 今後も、携帯電話に関連する既存事業を充実させるとともに、新たな事業の開拓・拡大に取り組み、更なる企業価値の向上をめざしてまいりますので、なにとぞ一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申しあげます。
平成20年6月
代表取締役社長 中川 勝博